オンデマンド印刷の特性を際立たせる可変機能

名入りの案内状や卒業証書など1枚ごとに内容が異なる印刷はデータの準備や差し替えなどで手間やコストが掛かるものでしたが、オンデマンド印刷のバリアブル機能の活用で低価格・短納期も可能になっています。

1枚1枚内容の異なる印刷では、従来は共通の情報をもつデータを共通版として先に刷り、可変要素をスミ版などで差し替えるというのが一般的でした。



つまり、1枚の印刷物を刷るのに2回印刷機を回すことになり、その分、時間やコストとして掛かっていたのです。

その2度まわすことになる印刷工程を1回に省略できるのがバリアブル機能であり、オンデマンド印刷などのデジタル印刷機の登場が納期とコストの両面の低減で貢献しています。

特にオンデマンド印刷の特長が発揮されるのはダイレクトメールなど個人向けの印刷物の分野です。



ダイレクトメールの文面に個人名が入ったものがありますが、これも複数の異なるデータを処理できるバリアブル機能によるものです。

ダイレクトメールの他にも、請求書や公的関係の封書もオンデマンド印刷の得意分野です。

現場ではプリプレスの工程においてフォームと個人情報の編集に手間が掛かりますが、印刷会社の中でも編集機能を持つところはフォームのデータ整理から印刷・納品まで一貫した工程で低コストを実現しています。

また、個人情報を扱うことからプライバシーマークを取得しているところも依頼の目安になります。

オンデマンド印刷機は以前は印字やアミの表現の難がありましたが、機械の進化と共に格段の向上しています。

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